「積みゲー」の真実
「積みゲー」という言葉がある。
一般には、購入したもののプレイせずに積んである(実際に積み上げているかどうかは別にして、放置してある)ゲームソフトのことと理解されている。
確かに「積みゲー」の語源は文字通りの「積んであるゲーム」であるが、その言葉の誕生に深く関わった人物がいたことをご存知だろうか。
長文になるが、興味ある方はお付き合い願いたい。
以前、「フラゲ」の真実という記事において、「積みゲー」の語源がヘインツ・ミゲール(Heinz Miguel)という人名からきているという説は間違いだと記したことがある。
これはその通りであり、すなわち「積みゲー」の誕生に深く関わった人物とはヘインツ・ミゲールではない別の人物である。
その人物について述べる前に、「積みゲー」の語源がヘインツ・ミゲールから来ているという誤解を解いておこうと思う。
そもそもヘインツは最近の人物で、彼の名が登場した頃はすでに「積みゲー」という言葉が使われていた。
彼の名が日本で知られるようになったのは某掲示板、ならびにそのスレッドを転載した某有名ブログにおいて取り上げられたからである。
ヘインツはゲーム情報サイトのレビュアーを務めており、ゲーム好きの彼は当然プライベートでも多くのソフトを購入・所持していた。
しかし彼のゲームプレイは人と比べて遅い傾向があり、レビュー自体やや遅れて掲載されることもあった。
やがてレビューに追われ、自身が購入したソフトを楽しむ時間が大幅に減り、積みゲーに囲まれるようになったヘインツは、ゲームを終わらせることなく評価したり、ほかのゲームサイトのレビューをツギハギしたりと暴挙に出る。
こうしたことがニュースとして伝わり、日本のネットユーザーの間ではこうした「不当な評価をする行為」を「ヘインツ・ミゲる」と呼ぶようになったのである。
ただ、積みゲーの存在がそうした行為に走った原因とも言え、混同されるようになったのではないかと考えられる。
ちなみに某掲示板では、クリアせずにゲームを評価したり、ゲームサイトのレビューの受け売りと思われる発言をする者に対し、「ヘインツ・ミゲってんじゃねーぞ」と攻める場面が見られることがある。
では、「積みゲー」の誕生に深く関わった本当の人物をご紹介しよう。
それはナツミ・ゲーリック(Natsumi Gaelic)という女性である。
ナツミは戦後間もないアメリカで、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれた。
金銭面では不自由なく暮らしていたそうであるが、コンピューターの開発に携わっていた父親は留守にすることが多かったらしい。
またそのアジア的な外見のために辛い目にあったとも言われるが、ナツミ自身それをハッキリと語ることはなかった。
ナツミが成人した頃は「Atari2600」という家庭用ゲーム機が発売された時期で、父の影響からかコンピューター、とりわけコンピューターゲームというものに興味を持つようになっていたナツミは、初めてのゲーム機とソフトを手にすることになる。
その後、発売される新型ゲーム機とその対応ソフトを次々と購入することになるのだが、それらで実際に遊ぶことはほとんどなかったそうである。
やがてナツミは日本のゲーム会社に勤めることになる。
あるとき社内で、彼女の実家には多くのゲーム機とソフトが積んであるという話が広まり、ここで「積みゲー」という言葉とともに「ナツミ・ゲーリック」の名がゲーム史に刻まれることとなる。
その後ナツミは同僚である諸星氏と結婚し、日本に定住する。
「積みゲーは罪ゲー」という言葉があるが、この頃からナツミは罪滅ぼしをするかのように、積みゲーを消化していくことになる。
彼女の生涯はそう長いものではなかったが、子や孫、ゲームソフトに囲まれ幸せといっていいものだったようである。
ナツミは人生の幕が下りるその瞬間までネオジオポケットカラーを手放さなかったという。
一般には、購入したもののプレイせずに積んである(実際に積み上げているかどうかは別にして、放置してある)ゲームソフトのことと理解されている。
確かに「積みゲー」の語源は文字通りの「積んであるゲーム」であるが、その言葉の誕生に深く関わった人物がいたことをご存知だろうか。
長文になるが、興味ある方はお付き合い願いたい。
以前、「フラゲ」の真実という記事において、「積みゲー」の語源がヘインツ・ミゲール(Heinz Miguel)という人名からきているという説は間違いだと記したことがある。
これはその通りであり、すなわち「積みゲー」の誕生に深く関わった人物とはヘインツ・ミゲールではない別の人物である。
その人物について述べる前に、「積みゲー」の語源がヘインツ・ミゲールから来ているという誤解を解いておこうと思う。
そもそもヘインツは最近の人物で、彼の名が登場した頃はすでに「積みゲー」という言葉が使われていた。
彼の名が日本で知られるようになったのは某掲示板、ならびにそのスレッドを転載した某有名ブログにおいて取り上げられたからである。
ヘインツはゲーム情報サイトのレビュアーを務めており、ゲーム好きの彼は当然プライベートでも多くのソフトを購入・所持していた。
しかし彼のゲームプレイは人と比べて遅い傾向があり、レビュー自体やや遅れて掲載されることもあった。
やがてレビューに追われ、自身が購入したソフトを楽しむ時間が大幅に減り、積みゲーに囲まれるようになったヘインツは、ゲームを終わらせることなく評価したり、ほかのゲームサイトのレビューをツギハギしたりと暴挙に出る。
こうしたことがニュースとして伝わり、日本のネットユーザーの間ではこうした「不当な評価をする行為」を「ヘインツ・ミゲる」と呼ぶようになったのである。
ただ、積みゲーの存在がそうした行為に走った原因とも言え、混同されるようになったのではないかと考えられる。
ちなみに某掲示板では、クリアせずにゲームを評価したり、ゲームサイトのレビューの受け売りと思われる発言をする者に対し、「ヘインツ・ミゲってんじゃねーぞ」と攻める場面が見られることがある。
では、「積みゲー」の誕生に深く関わった本当の人物をご紹介しよう。
それはナツミ・ゲーリック(Natsumi Gaelic)という女性である。
ナツミは戦後間もないアメリカで、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれた。
金銭面では不自由なく暮らしていたそうであるが、コンピューターの開発に携わっていた父親は留守にすることが多かったらしい。
またそのアジア的な外見のために辛い目にあったとも言われるが、ナツミ自身それをハッキリと語ることはなかった。
ナツミが成人した頃は「Atari2600」という家庭用ゲーム機が発売された時期で、父の影響からかコンピューター、とりわけコンピューターゲームというものに興味を持つようになっていたナツミは、初めてのゲーム機とソフトを手にすることになる。
その後、発売される新型ゲーム機とその対応ソフトを次々と購入することになるのだが、それらで実際に遊ぶことはほとんどなかったそうである。
やがてナツミは日本のゲーム会社に勤めることになる。
あるとき社内で、彼女の実家には多くのゲーム機とソフトが積んであるという話が広まり、ここで「積みゲー」という言葉とともに「ナツミ・ゲーリック」の名がゲーム史に刻まれることとなる。
その後ナツミは同僚である諸星氏と結婚し、日本に定住する。
「積みゲーは罪ゲー」という言葉があるが、この頃からナツミは罪滅ぼしをするかのように、積みゲーを消化していくことになる。
彼女の生涯はそう長いものではなかったが、子や孫、ゲームソフトに囲まれ幸せといっていいものだったようである。
ナツミは人生の幕が下りるその瞬間までネオジオポケットカラーを手放さなかったという。
PS3『Red Seeds Profile(レッドシーズプロファイル)』 ザックりプレイ日記 その15
わき道。
馬に体当たり。
コンビニに寄り、釣りをします。
みんなで昼食を取って射撃訓練。
前回分はコチラ。
ネタバレやゲーム画像があります。
ご覧になる方はご注意ください。
馬に体当たり。
コンビニに寄り、釣りをします。
みんなで昼食を取って射撃訓練。
前回分はコチラ。
ネタバレやゲーム画像があります。
ご覧になる方はご注意ください。
テーマ:ゲームプレイ日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
『Demon's Souls(デモンズソウル)』 炎に潜むもの
ようやっと倒しました~。
逃げ回っていたんでろくな画が撮れてないという。

何度か挑んで全然歯が立たず、「たぶん魔法とか覚えてこないとダメなんだろうな」と思いほかのエリアを先にやって、魔法使いらしき人物を牢屋から救出して、「この人から魔法教わるんかな」と期待しつつ、ただその後牢屋から魔法使いはいなくなり、どこへ行ったのか、まだ何かフラグが立っていないのかと奥へ行ったり、別のエリア進めたり、神殿と各ダンジョンを行き来しつつ能力値は上がったので、「まぁええわい、ダメもとでやってみっか」とチャレンジ。

基本、距離を取りつつ弓矢で攻撃、たまに背後からハンドアックスで攻撃。
距離をつめられ、美味しく焼けかけることもありつつ、半安全地帯から弓矢でチクチク削ってなんとか倒しました。
「デモンズ」ご存知ない方のために軽く説明しておくと、プレイヤーは神殿を拠点として、そこからいくつかのエリアにワープして城や坑道といったダンジョンを進み、デーモンと呼ばれるボスを倒していきます。
プレイヤーにとって神殿は頻繁に訪れる場所なわけですが、私は神殿では能力を上げてくれる少女や鍛冶屋、預かり屋くらいしか話をしたことがなく、さらに周辺に人がいるスペースがあるなんて露ほども考えず、あるときそこに魔法使いがいたのを発見したときは苦笑と共にヘナヘナと体の力が抜けるのを感じました。
ホントにね。
自分がナチュラル縛りプレイヤーだと改めて気づかされました。

そんなケツ末。
関連記事:
『Demon's Souls』 塔の騎士/2010年3月10日
逃げ回っていたんでろくな画が撮れてないという。

何度か挑んで全然歯が立たず、「たぶん魔法とか覚えてこないとダメなんだろうな」と思いほかのエリアを先にやって、魔法使いらしき人物を牢屋から救出して、「この人から魔法教わるんかな」と期待しつつ、ただその後牢屋から魔法使いはいなくなり、どこへ行ったのか、まだ何かフラグが立っていないのかと奥へ行ったり、別のエリア進めたり、神殿と各ダンジョンを行き来しつつ能力値は上がったので、「まぁええわい、ダメもとでやってみっか」とチャレンジ。

基本、距離を取りつつ弓矢で攻撃、たまに背後からハンドアックスで攻撃。
距離をつめられ、美味しく焼けかけることもありつつ、半安全地帯から弓矢でチクチク削ってなんとか倒しました。
「デモンズ」ご存知ない方のために軽く説明しておくと、プレイヤーは神殿を拠点として、そこからいくつかのエリアにワープして城や坑道といったダンジョンを進み、デーモンと呼ばれるボスを倒していきます。
プレイヤーにとって神殿は頻繁に訪れる場所なわけですが、私は神殿では能力を上げてくれる少女や鍛冶屋、預かり屋くらいしか話をしたことがなく、さらに周辺に人がいるスペースがあるなんて露ほども考えず、あるときそこに魔法使いがいたのを発見したときは苦笑と共にヘナヘナと体の力が抜けるのを感じました。
ホントにね。
自分がナチュラル縛りプレイヤーだと改めて気づかされました。

そんなケツ末。
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『Demon's Souls』 塔の騎士/2010年3月10日
テーマ:ゲームプレイ日記・雑記 - ジャンル:ゲーム